冨岡

2022.02.23

2世帯住宅の計画 その1

2世帯住宅とは、親の世帯とその子供の世帯が一つ屋根の下で暮らすために考慮された住宅の事です。

前回、2世帯住宅のメリットや問題点をお話ししましたが今回は実際に私が2世帯住宅を計画した経緯をお話しさせて頂きます。

私が家を建てようと思った時は40歳手前で子供も保育園に入り、アパート暮らしではなく一戸建ての家に住みたいと思い始めました。しかしながら家を建てるには土地が必要です。

私が住んでいる地域は街の中心部に近い場所にあるのでとても地価が高くて1坪あたりの単価が80万円くらい場所です。

30坪くらいの広さの土地を買って家を建てても総額が4500万円以上。

毎月の支払が13万円近くと当時暮らしていたアパートの家賃の倍の支払になり、一般の会社員の私にはとても払えそうにない金額でした。

家の購入を計画する前にお世話になっている保険会社の方にライフプランをお願いしました。

ライフプランとはお金の人生設計の事でこれからの人生の中でどのくらいお金が必要で老後の生活に苦労をしないためには私の収入から考えて、住宅購入の予算はどのくらいが妥当かをシミュレーションしてもらいました。

すると当時の家賃くらいの支払での計画が望ましいとの結果が出ました。

となると家を建てるどころか土地を買うだけでやっと・・・。

当時住んでいた場所は私たち夫婦どちらの実家からも近くて徒歩でも行ける距離でした。(自転車で10分かからないくらい)

また市街地にも自転車で行けるような場所で私たち夫婦がこよなく愛する広島カープの本拠地マツダスタジアムにも自転車で行けるような場所でした。

この便利な環境を変えてまで家を建てることは考えられませんでした。

家を建てるとなると私の実家を建て替えるしかないと考えました。

しかしながら実家を建て替えるとなると同居しないといけない。

同居となるといろいろと大変だなと考えてある結論に達しました。

それが『2世帯住宅』です。

生活を常に共に過ごすわけではなく上手く付き合って生活していく『2世帯住宅』ならいいのではないかと思いました。

そこで『2世帯住宅』にすることで一番大変だと思う私の奥さんに計画の相談をすることにしました。

この続きは次回・・・。