寺川

2022.11.05

田舎で家を建てる

寺川です。

ちょうど1年前のブログで田舎での暮らしに付いて書きましたが、

田舎で家を建てる時に気にしておいた方が良い事をお話しします。

 

水道事情:上水道が普及してきましたが、まだ井戸水の所が多い

     まれに近くの山から水を引いているところも有ります。

     ※昔、山水だった頃は雨が降ると水が濁り、葉っぱや小さい虫が

     蛇口から出る事も・・・・(私が中学生くらいの頃)

     後に井戸も掘りましたが90m掘る羽目に・・

     3年前に井戸が枯れて上水道を使用する事になりました。

 

TVの視聴:山が多いので中継局からの電波が入らない所が多いため、

      集落や地域で共同出資で山の上などに共聴アンテナを建てている

      所が多く、私の地域では家を建てる場合には事前に相談、お願いをして、

      出資金を出す必要がありました。

      あと維持管理の為に毎年アンテナ代を支払う必要があります。

 

生活排水:下水道が普及していない為、合併浄化槽またはトイレが汲み取りで

     その他の排水は水路に直接放流(街では考えられない事ですが

     キッチン、お風呂の水を直接流している家がまだ多くあります。)

     田んぼや畑などが多い地域では、勝手に水路に排水を流せない所が多い。

     事前に水利権者の方々に同意を得る必要があります。

 

田舎ならではの習慣:農家など秋になると野焼きや刈った草を焼く習慣がある為、

          風向きによっては洗濯物などが焦げたような臭いになる事があります。

 

田舎で土地を取得して家を建てる際には、上記での事は最低限必ず確認しておいた

方が良いと思います。

折角土地を買ったけど、排水の同意が得られない、TVが見れないと云ったことが無いよ

うに事前に調査をしておくことが大切だと思います。