村竹

2022.01.13

家に掛ける思い

一言に『建築』と言っても、アパートであったり、商業施設だったり、事務所ビルだったり、様々な運用・利用形態があります。様々な人が出入りし、使用し、滞在する。そこにはたくさんの法規的制限がかかり、できること・できないこと、災害の時には壊れない・避難ができるなど、多方面からの視点で計画されています。

 

 その点、住宅に関しては小規模ということもあり、法規の制限も少なく、大きい建築よりも比較的自由に計画できます。そして、利用するのは『個人』ということもあり、『自分の好き』を反映させることができます。

 そのことから私が考える家は『オンリーワン』でありたいと考えています。

 

 自宅を建築した時も、他にはなく自分の家にするにはどうすればいいかを考えました。住みたい家のベースには『無垢』『広い空間』『大開口窓』がありました。それらを活かし反映させるにはどんな間取りがいいのか、格好よくするにはどうしたらいいか悩みながらプランニングしたのを覚えています。

 実際に住みながらやってよかったと思う反面、後悔する部分もあります。しかし、悩んだ結果の後悔なら仕方がないかとも思います。

 

 個人的なことなのですが、一生に一度購入する住宅で悩まず、検討せずというのも寂しい話かと思っていて、悩んだことも思い出として振り返れるようになれればいいですね。

 

何か一つでもその家にしかない何かをご提案できるように模索しています。

 もちろん特別な何かをしようと思うと予算が上がってしまいます。その中でも、自分に合ったものは何かを一緒に考えていけるようにしたいと思っています。

 悩んだこと、拘ったところなど思い出として振り返れるようなお家を一緒に造っていければ幸いかと思います。