村竹

2022.05.15

体感した建築空間① ~直島 建築物編~

今回は私が実際に体感した建築空間をお話しさせていただこうと思います。

 

学生の頃になりますが、香川県の直島に同じゼミの同級生と行きました。

直島は最近では雑誌にも載っており、島全体をアートするというテーマで各所に美術品や既存建物を美術としてデザインしたもの、建築家が設計した建物が建っています。

 

建築では、オリンピックを機に再建された国立競技場のコンペの審査委員長をされた安藤忠雄さん設計の『地中美術館』や折り鶴タワーを設計された三分一博志さんの『THE NAOSHIMA PLAN』などがあります。

 

意匠設計を勉強していると必ずと言ってもいいほど名前を聞く方たちで、実際に設計されたものを見て体験できるということは貴重なことでとてもワクワクドキドキしたことを今でも覚えています。

他にも『海の駅直島』として港を設計されたのがSANAAという設計事務所でこれまたとても面白いたてものになっています。

直島の入り口からとても刺激的でした。

 

話をするときりがないので…

 

地中美術館についてお話させていただこうと思います。

 

地中美術館は島の景観を損なわないように、読んで字のごとく、地中に埋めるように設計された美術館です。入口のアナウンスで『美術館そのものがアートですので、建物に触れないようにお願いします。』と言われます。建物に触れられないということにまず衝撃でした。

建物は終始コンクリート打ちっぱなしで地中にありながら重厚感のある空間になっています。美術館のように鑑賞することが主な建物の場合は動線が交差しないように設計されています。地中美術館も一方通行の通路で計画されており、尚且つ上階に行ったり下階に行ったり。次が楽しみになるような設計がされています。

 

これは家も同じで、何かをするとき、通るとき動線が交錯したり、扉と扉の軌跡がぶつかると使い勝手が悪くなってしまいます。また奥が見えないことで奥行きを感じて広く感じたりします。こういった所は住宅と似ていると今になって思います。当時の自分は何を見て何を感じていたのか…。

 

あまりに長くなりそうなので、2回にわけてお話しさせていただきます。

次回は実際の美術品に関しての内容をお話しさせていただきます。