村竹

2022.06.15

体感した建築空間① ~直島 美術品編~

前回、体験した建物のことをお話しさせていただきました。

今回は、実際の美術品に関してお話しさせていただこうと思います。

 

私自身美術品にはあまり興味がなく、現代美術とは?というぐらいには無頓着でした。

地中美術館や直島全体では現代美術が主で、改めて見ると、“おー。。。”とよく分からずも興味をそそる作品が多々ありました。

 

その中でも、最も感動したものが、ジェームズタレルという美術家の作品でした。

最初は立方体が壁に映し出され、浮き出て見えるのか、窪んで見えるのか。見る人によって感じ方が変わる作品でした。

 

“ほーほー”とそれほど感動することもなく道順を進んで行きました。

進む中で、暗く、注意書きの看板が立っているエリアに入りました。

 

そこにはテレビの青い画面のようなものが映し出されており、何か映像が流れるのかと見ていました。すると一度訪れたことがある友人から勧められ画面の前まで行きました。そこには階段があり、中に入れるようになっていました。

まさに画面の中に入るような感覚です。壁がどこにあるのか、天井がどれだけ高いのか、床がどこまで続いているのか。感覚の麻痺する空間です。

 

これにはこれまでにない感動を覚えました。ジェームズタレルのファンになり、これを見たいがために何度も足を運びたくなりました。

 

他に南寺というお寺があり、こちらもジェームズタレルの作品になります。

人間の目の暗所視の特性を応用した作品になっています。

 

こちらは体験してもらえると大きな感動を得られるかと思いますので、実際に体験することをお勧めします。

 

建築にも、感動する空間があると思います。

視線の抜け、抜けた先の緑、そこから横を見ると開放感のある空間。

 

興味がなかった美術品に私が充てられた様に、感動してもらえる建物日々考えています。