冨岡

2022.04.25

2世帯住宅の計画 その3

2世帯住宅とは、親の世帯とその子供の世帯が一つ屋根の下で暮らすために考慮された住宅の事です。

前回の続きで私には弟が居て、私だけが実家を建て替えて住むと弟が家を考えた時に土地から求めないといけなくなり大きな出費になるので何とかならないかと考え、実家の土地を分筆して私たちが住む2世帯住宅と弟が住む家が建てられないかと考えてました。

いろいろ考えた結果、実家の75坪の土地を50坪と25坪に分筆して50坪の土地に2世帯住宅を25坪の土地に弟の家を建てる計画をして弟に相談しました。

それまで弟には家を建てる話は全くしていなかったのでビックリしていました。

そこから弟家族と話し合いを進めてこの形で計画を進めることになりました。

建物の計画は同時進行で家を建てる時期も同じにして、同時にすると予算が抑えられるところは抑えて合理的に計画を進めて行きました。

ここからは私たちが住む2世帯住宅のプランニングについて考えました。

2世帯住宅には前述したように完全共有型、部分共有型、完全分離型と3種類の間取りのタイプがあります。

この3種類の間取りからどのタイプで計画しようか考えました。

予算的に考えると完全共有型ですがお金に変えることが出来ないそれぞれのプライバシーも重要でこの先ずっと生活していくうえで何が大切かを考えました。

いろいろと熟慮した結果、お互いの家族が出来るだけ気を遣わずに過ごすことが出来る完全分離型2世帯住宅で計画を進めることにしました。

ここからはどのように間取りを考えていくか。

次回は間取りについてお話しします。

                       冨岡  邦浩